息子にいい教育を!とてんやわんやしながら育児してます

子供にやらせて良かった、買って良かったと思うことを紹介していきます。

恐竜好きな男の子におすすめの絵本『おまえうまそうだな』優しさについて親子で考えさせられます

うちの息子が恐竜に目覚めてから恐竜の絵本を買うようになりました。

今日はその中でも「この絵本子供向きじゃないな、大人が考えさせられるわ。」と思った絵本を紹介します。

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『おまえうまそうだな』作 絵:宮西達也さん

この絵本は恐竜が出てくるから息子が喜ぶだけではなく、本当の優しさってなんだろう…と考えるきっかけをくれます。

 

 

 

 

『 おまえうまそうだな』

作者

宮西達也さん

1956年に静岡県に生まれる。

日本大学芸術学部美術学科卒業。

『きょうはなんてうんがいいんだろう』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。

『パパはウルトラセブン』でけんぶち絵本の里大賞を受賞。

この『おまえうまそうだな』を含むティラノサウルスシリーズは中国や韓国、フランスでも翻訳され高い人気を集めています。

 

ストーリー

アンキロサウルスのあかちゃんが生まれました。

一人ぼっちでさみしくて泣くあかちゃんにティラノサウルスが「おまえうまそうだな。」と言って飛びかかろうとします。

ところがアンキロサウルスのあかちゃんはティラノサウルスを「お父さん。」と呼び、しがみつきます。ティラノサウルスは驚きますが、アンキロサウルスのあかちゃんは自分はウマソウという名前でお父さんであるティラノサウルスが名前を呼んでくれたんだと思います。

戸惑うティラノサウルスでしたが、「お父さんみたいになりたい。」と言って慕ってくれるウマソウに情が湧いて愛しくなっていきます。  

楽しく暮らすティラノサウルスとウマソウでしたが、ティラノサウルスはウマソウの本当の親のアンキロサウルスのもとに帰すことを決めたのでした。

 

この絵本を読んだ息子の反応

恐竜という子どもが好きなキャラクターが出てきますが、内容は大人向きだなと思ったので5歳の息子が理解出来るかどうか…と思ったのですが、しっかり息子なりに理解できたようです。

最後のページの去って行くティラノサウルスを見て息子が言った言葉は「ティラノサウルス、一人ぼっちになっちゃうの?」だったので。

そこで息子に「なんでティラノサウルスはウマソウと離れようとしたのかな?ウマソウのこと好きじゃないのかな?」と聞くと「ちがうよ!ティラノサウルスもウマソウが大好きだよ。」と返ってきました。

そこから息子と二人で掘り下げていったのですが、奥が深い絵本について「主人公はどんな気持ちだったのかな?」と5歳の子供と掘り下げていく作業がとても楽しかったです。そして息子の成長を強く感じました。

私が気がつかない間に随分おにいさんになったんだな…こんなに深く人の気持ちを考えられるようになったんだな…読み取ったり、考えたりできるようになったんだな…とうれしく思いました。

 

でもちょっと寂しい。

 

この間まで赤ちゃんで夜泣きして大変だったのにな…

子供の成長って早いんですね。

私と一緒に絵本を読んでくれるのなんてあとどれくらいだろうとか考えてしまいました。ずっと息子に絵本を読んであげてると思ってましたが、逆でしたね。

息子が私と一緒に絵本を読んでくれてるんですね。私と一緒に時間を過ごしてくれてるんですね。

 

息子が大きくなるのは嬉しいことなんだけど、もうちょっとだけお母さんのそばにいてね。

 

あんまり急いで大きくならなくていいから。笑

 

 

 

嬉しい半面ちょっと寂しくなってしまった母のブログをお読みいただき、ありがとうございました。

 

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