恐竜好きな男の子におすすめの絵本『わたしはあなたをあいしています』 心が通じ合うことの大切さを教えてくれます
いよいよ10連休が終わりますね。
私はもう早く終わってくれ…という感じなのですが、皆さんはどうでしょうか?
どこに行っても混んでるので実家から戻ってきてからは、家に引きこもって過ごしてました。
引きこもり親子というとなんか暗いですね…笑
でも家で息子と工作したり、塗り絵したり、絵本を読んだりと息子とたっぷり関われたと思います。これはこれで充実していて良かったなー😊
もう少し大きくなったら混んでいようがなんだろうが、ドコドコに連れて行って!ドコドコに行こうよ!と言うようになるのかな…気が重い…
そんな連休中に読んだ絵本『わたしはあなたをあいしています』を今日は紹介します。
『わたしはあなたをあいしています』
作者
宮西達也さん
以前紹介した『おまえうまそうだな』と同じ作者です。
日本大学芸術学部美術学科卒業。
『おまえうまそうだな』『わたしはあなたをあいしています』などのティラノサウルスシリーズは日本のみならず中国や韓国フランスでも翻訳され人気を集めています。
ストーリー
話す言葉が同じ恐竜のティラノサウルスとタペヤラが登場します。
しかしタペヤラはティラノサウルスを騙して食べようとします。
タペヤラを撃退したティラノサウルスは3匹のホマロケファレと出会います。ティラノサウルスは3匹のホマロケファレを食べようとしますが、ホマロケファレは彼らの言葉で「ともだち」という意味の「ムシャムシャ」と言ってティラノサウルスに笑いかけます。
それから言葉は通じないものの、ティラノサウルスと3匹のホマロケファレは仲良くなり、ティラノサウルスは「ナカヨクシヨウ」という言葉をホマロケファレに教えます。
言葉は通じなくてもお互いの思っていることがわかるようになってきたティラノサウルスと3匹のホマロケファレは楽しく暮らします。
そんなある日、3匹のホマロケファレを食べようと襲い掛かってきたアルバートサウルスにホマロケファレは「ナカヨクシヨウ」と言います。3匹のホマロケファレがアルバートサウルスに飲み込まれそうになったところでティラノサウルスが駆けつけて助けようとしますが、アルバートサウルスに「こいつらがナカヨクシヨウと言って近づいてきたんだ。」と言われハッとするティラノサウルス。
ティラノサウルスは自分が言葉を教えたからこんなことになったと自分を責めます。
言葉が通じなくても心を通わせられていたのに…と後悔するティラノサウルスが切ないです。
息子の反応
ちょっと難しかったのかな…
先日紹介した『おまえうまそうだな』の方が理解しやすかったみたいです。
この『あなたをあいしています』は最後にホマロケファレが死んでしまったことがすごくショックでそこに全て持っていかれてしまったみたいでした。「ホマロケファレ死んじゃったの?かわいそう…」が息子の感想でした。
言葉が通じていたタペヤラとは心を通わせるどころか騙されて食べられそうになったのに、違う言葉を話すため言葉が通じないホマロケファレとは心が通じ合った。心と心が通じ合うのに言葉は必要ない。
これがこの絵本のテーマなんだろうけど、5歳の子供には難しかったのかな…
一応、息子に「ティラノサウルスとタペヤラはどんな関係だったっけ?」「言葉は通じてたんだっけ?」など色々問いかけて掘り下げようとしましたが、ホマロケファレが死んでしまったことで完結してしまっているようでした。
もう少し大きくなったらまた読んでみます。
でも恐竜がいっぱい出てきて喜んでたし、息子なりに感じるものがあったみたいなのでこれはこれで良いのかな☺️
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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