年中くらいから一人で読めるかも。『ノラネコぐんだん アイスのくに』
これまでに3冊紹介してきた『ノラネコぐんだん』のシリーズ。
今日、紹介するのはこちらです!
美味しそうなアイスクリームがいっぱい出てきます。これだけで子供は喜びます。
そしてこのシリーズ共通の
- ノラネコぐんだんが悪さする
- ドッカーンと爆発する
- ノラネコぐんだんが謝って働く
というお決まりの展開ももちろんあります。
ストーリーとしては…
ワンワンちゃんのアイスクリームパーラーをノラネコぐんだんが「おいしそう。」と言いながら見ています。
アイスクリームパーラーではちょうど、アイスクリーム工場からアイスの配達が来たところです。
作りたてのアイスクリームが入った入れ物と空っぽになった入れ物を交換して工場に持って帰るのですが、ノラネコぐんだんが空っぽになった入れ物に入ってしまいます。
そうとは知らず、工場の人はノラネコぐんだんが入った入れ物をアイスクリーム工場があるアイスの国へ持って帰ってしまいます。
工場の中では忙しくアイスクリームを作るペンギンたちの姿が。
美味しいアイスクリームをたくさん作ったペンギンたちは、今日の仕事は終わったと帰宅します。
そこで入れ物から出てきてここぞとばかりにアイスクリームを食べまくるノラネコぐんだん。
なんと大量に作ってあったアイスクリームを全部食べてしまいます。
アイスクリームを食べ尽くして、外に出たらなんと猛吹雪!
倒れてしまうノラネコぐんだん。
そこへ、「ヤカンの火をつけたままだったかも。」と言ってペンペンというペンギンの子供が戻ってきます。
ペンペンは倒れているノラネコぐんだんを助けて話を聞いてあげ、ノラネコぐんだんを送ってあげるためにお父さんを呼びに行きます。
そこへシャチが現れ、ペンペンを食べようとします。
ノラネコぐんだんはペンペンに逃げるように言って、シャチと戦うが、シャチはやはり強い!ノラネコぐんだん、絶体絶命か⁉︎というタイミングで…
ドッカーン!!
とクジラが登場!
シャチは自分よりはるかに大きいクジラにビビって逃げていきます。
なんとペンペンがクジラを呼んできてくれたのです。
間一髪で助かったノラネコぐんだん、良かったね、めでたし、めでたし…となるのかと思いきや…
ちゃんと『ノラネコぐんだん』シリーズお決まりの展開です。
なぜかここで工場の責任者?がワンワンちゃんに電話。
ワンワンちゃんは飛んできて、アイスクリームが全て無くなっていることを確認すると、恒例のノラネコぐんだんへのお説教タイム。
そして最後にノラネコぐんだんが働いておしまい。
このお話は、大人目線だと、うーん、ちょっと無理がないか?と思うところがあるものの…
子供にとってはとても面白い絵本のようです。
おバカ要素満載、美味しそうなアイスクリーム満載だからかな?
これもほかのシリーズ同様、文章が少なめな絵本なので、年中くらいから一人で読めるかな?
いつも通りおバカなノラネコぐんだんが可愛いです。
でももし、自分の息子がこんなにおバカだったら…と想像すると…
いい加減学習しろー!!と怒鳴り散らしていることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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