ミスチル『傘の下の君に告ぐ』商業主義や資本主義を批判してる曲なんだけど、5歳の息子に理解できるのか?
暑いですね!
暑いので外に出たくない!というか熱中症がこわくて、外遊びは無理!ってことで家の中で遊ぶ日々。
うちの息子は絵を描いたり、工作したりが好きなので、家の中にいることは全然苦にならないのですが、運動不足にならないか心配で…
そこで、音楽をかけて息子と踊ればいいじゃん!と思いつき、毎日色んな音楽をかけて踊ってます。
米米クラブ、マイケルジャクソンなどは踊りやすいのですが、息子のリクエストでミスチルやスピッツをかけるときもあります。
うちの息子は特にスピッツが大好きなので。
ミスチルとかスピッツ、私も大好きだけど踊れなくない?と最初は思ったのですが、おもちゃのギターを弾きながら歌いながら暴れまわる息子はミスチルやスピッツでもかなり体力を消耗してそうです。笑
そして息子が好きなミスチルの『傘の下の君に告ぐ』
1997年にリリースされたミスチル6枚目のアルバム『BOLERO』の中の一曲です。
この曲、けっこう痛烈な批判というか皮肉だと思うんですよね。
商業主義や資本主義への批判。
また本来、芸術や文化である音楽が商業主義に使われることへの批判。
さらに作詞作曲を担当している桜井さんが作った音楽が、売り上げという数字で評価されること。
その楽曲に惚れ込みCDを買うのではなく、流行ってるから売れてるからという理由でCDを買ったりカラオケで歌ったりする人への批判。
"凌ぎを削って企業は先を競う
一般市民よ平凡な大衆よ
さぁコマーシャルに酔って踊ってくれ"
これって商業主義の企業や、流行ってるから買うという消費者を痛烈に批判してますよね。
"数字次第でスポンサーは動き
古き良き時代を消去
時代錯誤だって寅次郎は謳う"
このアルバムが出る前の年に映画『男はつらいよ』で寅さんを演じた渥美清さんが亡くなってるそうです。
数字が全てになってしまって、寅さんのような心と心が通いあう古き良き時代は終わってしまったということでしょうか?
"あつぱれ ヒットパレード うわっぱりのオンパレード
慰霊の歌を送ろう"
資本主義、商業主義になって終わってしまった心と心が通いあう古き良き時代と渥美清さんへ慰霊の歌を送ろうということなのでしょう。
このアルバムに入ってた『ALIVE』という曲もなんかこういう批判的な感じだったというか…
このアルバムを製作した頃の桜井さんは、当時の日本の音楽業界や社会にかなり疑問を持っていたのかなあ…
どちらにせよ、5歳の息子に理解できないだろうと思うのですが、息子はこの曲が好きみたいです。笑
韻を踏んでるから、面白いのかな?
明日も息子と歌って踊るぞー!!
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