幼稚園男児にドンピシャリな絵本『おしりをしりたい』
今日、紹介したい絵本は幼稚園男児にはきっと大ウケであろう絵本…
その名も『おしりをしりたい』
なんだそれ?と言いたくなる気持ちを抑えてくださいね!笑
『おしりをしりたい』
著者
鈴木のりたけさん
1975年静岡県に生まれる。
1998年一橋大学社会学部を卒業後、JR東海に入社するも2年で退社。
その後、グラフィックデザインを学びグラフィックデザイナーを経て絵本作家になる。
『ぼくのトイレ』で第17回日本絵本賞読者賞、『しごとば 東京スカイツリー』で第62回小学館児童出版文化賞を受賞。
ストーリー
お尻が大好きな3人の子供たちが登場します。
おじさんが「お尻に火がついた。」と言うとお尻大好きな3人組「おしりおしりたい」はたちまちハイテンションでおじさんのお尻を見にいきますが、おじさんのお尻はもちろん火がついて燃えているわけではありません。
おじさんのお尻から離れる時に尻餅をついてしまった3人組の一人。すると、その子は「お尻が割れちゃった。」
そこに「もとから割れてるの!」と突っ込んだりと終始楽しい3人組「おしりおしりたい」です。
それから3人の子供たちは「尻」がつく言葉を探したり、考えたりする楽しくも勉強になる内容です。
息子の反応と私の感想
現在5歳のうちの息子はお尻が大好きです。
お尻、◯んち、◯しっこ、◯んちんなどの単語が大好きなクレヨンしんちゃんのような男の子です。
先輩ママによるとあと2年くらいでこの男児特有の下ネタブームは終わるんだとか。
早く終わって欲しいと思ってますが、そのブームの最中にこの絵本を読んであげられて良かったです。
絵本の表紙とタイトルでクレヨンしんちゃん系というかおバカな内容なのかと思いきや、とても真面目な内容でした。息子は大爆笑でしたが。
お尻という単語が入った慣用句、お尻の形状についての謎など科学的なことも書かれています。
とても可愛いお尻の絵があちこちに描かれているので、子供は笑いながら慣用句を覚えたり、人間の進化の過程を学んだりできます。素晴らしい絵本です。
絵がポップで可愛いのはもちろんですが、文章もとてもコミカルで難しい内容なのに、面白く楽しく説明してくれます。
私も知らない慣用句もありましたし、親子で楽しく勉強させてもらいました。
人体や人間の進化、慣用句などの言葉に対する子供の興味関心を楽しみながら広げてくれる絵本です。
これは好奇心のかたまりの幼稚園、小学校低学年くらいのお子さんに是非おすすめの一冊です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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